米国の高配当ETFを比較してみる
米国の高配当ETFを比較してみようかと。
まず、基本情報。
一番右は比較対象として、S&P 上位100のETFです。GAFA入りです。
セクターのオレンジ色は、上位50%以内のセクターです。
・ふらふらの持っているDVYはPER14.4(6位/7)、PBR 2.01(6位/7)と低いままで5年上昇率58.4(5位/7)、配当率(2位/8)とまずまずの成果を出せている。
・全体的に金融、エネルギー、生活必需品、資本財セクターが多め。
次に、ポートフォリオへの採用率が高い株は何かを見ていきます。
ちっちゃいかな…すみません。
ピンクは6ETFで採用、黄色は5ETFで採用、緑は4か3ETFで2%以上、白は1ETFだけど2%以上です。
右の○はふらふらの持ち株です。
こう見ると、それぞれのETFの特徴が見えてくるような。
・DVYは人気株+独自路線。公共セクター多めのディフェンシブな味付け。
意外と人気株も持ってんな、という印象。
前はもっと、公共推しのマイナー路線だった気がするのですが。
ポートフォリオ組み換えがあったかな?
・HDVは人気株のなかでも絞って投資している。
財務健全性も見ている、との説明がありました。
絞られていて、ふらふらの持ち株だけで30%以上になります。
なのでふらふらは買わないかな。
・VYMは人気株に幅広く投資している。
ポートフォリオ見ただけで買いたいなーと思うほど、知ってる会社ばっかりでてきます。
優等生なETFかと思います。
・DHSはとにかくいろんな会社に細かく細かく投資している。
一番多い株で0.05%。
とんでもなく分散してます。
ETFは分散してなんぼじゃいって方向け。
地味に不動産が14%入っています。
・SDYは独自路線。有名どころの少ないポートフォリオでS&P100並みの上昇率を出している。
111銘柄中、上の表に登場したのは10銘柄のみ。
SDYしか採用していない銘柄も多くあります。
それでGAFA入りのS&P100同等。
驚いたので、10年の利率を見てみました。
S&P100が年率15.10%。
SDYが年率17.13%。
……ってまじか!?
ほんと驚いたので、買う候補にあげることにします。
自分じゃ買いそうに無い銘柄ばっかですしね。
・SPYDは不動産+DVYに似たセレクト。
新しいETFで、配当は驚異の4%越え。
今時、不動産21%だとしても配当4%越えは大変でしょう。
株のセレクトは、意外にも DVYとかぶる部分が多かったです。
今回載せてない下位の株でもかなりかぶってました。
・VIGはひとつだけ増配株のため?独自路線。
ひとつだけ?配当の高さでなく増配歴でセレクトされてるかも?
銘柄は有名どころがズラリと並び、PERもPBRもお高めです。
良いものは高いのは株の世界でも同じなんですかね。
ブランドETFって感じです。
以上、まじめに調べてみたらいろいろ発見があって面白かったです。
SDY、SDY買っちゃおうかなぁ。