個別株の調査方法を考えてみる② XOM、VZ調査編
個別株の調査を始めたふらふら。
配当率3%を越えると、配当性向100%越えが出てくると判明。
次は配当性向100%の年に絞って、原因を探ってみようと思います。
使用データは、対象の決算書?など。
〈XOM エクソン・モービル 2016〉
何故か決算書本体?のPDFが携帯では開けず、年次総会資料で妥協。
(といっても違いは分からない)
原油価格がかなーり落ち込んでいた2016年、XOMは減益にも関わらず年次レポートは強気。
『この厳しい経営環境の中、俺らはちゃんと利益出したぜ!
(XOMさんの2016年 年次総会資料より引用)
この通り、競合と比べてもROCE(使用資本利益率)いい感じだろ?
コスト削減も頑張ってるし、長期的に儲ける算段もついてる。
配当も34年連続増配しちゃうよ!』
ってな感じの内容でした。
WBAの弱気レポートhttps://furafura.hatenadiary.jp/entry/2019/04/04/071923を見た後だけに、頼もしく見えますね。
注意点は原油価格やなんかに経営が左右されてるな、くらい。
レポートにもありましたが、エネルギー分野で強い掘を持っており、長期的には儲かるだろうと思えます。
〈VZ ベライゾン 2009,10,12,13〉
リーマンで景気悪かったもんね、と言ってあげたくなる年に配当性向100%越えなVZさん。
モーニングスター上は100%越えなのですが、ここら辺の年次レポートをチラ見した感じ、そんな事は大々的に書かれておりません。
『毎年、順調に顧客増やしてるよ!
4G普及率上げてるよ!
収益も順調に増えてるよ!
社会貢献も頑張ってる!
S&Pと比べてもうちの株は上昇率高いんだぜ!』
こーんな内容。
段々分かってきたんだけど、各社、調整済み利益が上がってたらやったぜ!って判断なんですね。
何を調整してるかは各社次第なので調べた方が良いのだが、そこまでは頑張れないふらふら…。
まぁ2014年以降は順調なのでもう良いかなー(遠い目)
ちなみに2018年をチラ見したら、S&P には負けたらしくて、競合との比較が足されてました。
(VZさんの2018年 年次レポートより引用)
あくまでキャピタルゲイン推しなんすね。
でもグロース株って感じでもないし、インカムゲイン狙いの投資家は多いと思いますよ。
2009~2013年のレポートでは毎年、顧客数が増えてるぜグラフを載せていたVZさん。
2018年のレポートではそれが消えて、売上の中身の円グラフになってました。
顧客数、サチったんですね???
まぁ今後はまた5G顧客数を載せるかもしれませんね。
5G世界初を無理矢理奪い取ったVZさんには今後も通信分野での活躍目指して頑張っていただきたいと思います。